報告
みなさん、こんばんは。
ここ数日来、なにかとお騒がせしていて申し訳ありません。
今朝、狂犬病のワクチンのために保険会社に指定された病院を訪れました。
正直、保険会社に電話をしたり病院で書類を書いたりするのは面倒でしたが、今後もっと大きな病気、事故にあったとき、スムーズに治療を受ける練習になると考えることにしました。
病院内はとてもきれいで、カンボジアの外の世界とは隔世の感がありました。
ここの治療費はとても高いらしく(ぼくはキャッシュレスなので大丈夫です)、普通のカンボジア国民はまっとうな医療が受けられているのだろうかと、心配です。
さて、病院で書類などの記入を終え、ドクターの診察を受けました。
結論から申しますと犬に踵を舐められても問題ないとのことです。
「でも、かかとに傷があるかもしれない」と申しましたが、大丈夫だと。
ぼくも念のため病院に来て、ワクチンを打つかどうかを考えていたので、先生を信頼し、打たないことにしました。というか、先生はちょっとあきれてました。そんなことで病院くる必要なくね、って。ちなみに先生は、誠実な女性のドクターです。面倒だから打たないとか、そういう感じはありません。
一応、明日からラオスではなくタイに行くので、タイの有名な病院で危険がないかもう一度聞いてみる予定です。
そもそも舐めてきた子犬は宿のペットで、狂犬病に罹った犬にはまったく見えませんし、かかとに傷も見当たらないので、杞憂だと思います。
それでも少し怖いですけどね。
新生
この数日で、ちょっとだけ死を身近に感じました。
人間、いつ死ぬかわからない。今日死ぬかもしれないし、明日死ぬかもしれないということが、ヒリヒリと身に迫ってきます。
そのリアルな感じのおかげで、一線を越えられた気がします。
よく、「死から逆算して人生を考え、自分のやりたいことをやろう」といいますが、ぼくはそういう考えはしません。
いつか死ぬからこそ、人のために生きたい。
東南アジアには貧しく暮らしている方がたくさんいらっしゃり、物売り、物乞いをしている子供もいます。
ぼくは、買いませんし、与えません。
しかし、それでいいのだろうか、とも思っています
旅に出てから、自分を守りすぎてはいないだろうか。
もっと世に貢献できる人間になりたいです。
死を身近に感じたからこそ、新生、新たなる命と思い、一日を全力で生きてみます。
災難は続く
ここまで書いたところ、突如宿が停電しました。
18:30を回っていたので、ほぼ真っ暗です。しかも持っていた懐中電灯がなぜか点灯しない。これ、Amazonで2000円くらいだったのに!!明日バンコクで買いたいと思います。
明日は国境超えなのでワクワクと緊張です!