みなさん、こんばんわ。
いま、インドは16時前。ぼくはヨガの聖地、リシケシにいます。
旅で疲れ切り、弱り切った心身を鍛えなおし、もう一度自分の足でしっかりと世界を歩くために、2週間、アシュラム(ヨガの道場)に滞在します。
このアシュラムは、インド人だけでなく、日本人、韓国人、西洋人とたくさんの人種が集まり、かつ山の中にあるので、まるでトーマス・マンの『魔の山』のようです。
『魔の山』は、大学時代に熱心に読んだ本なので、感慨深いです。
いま、滞在五日目ですが、きついです。
まず、速攻で熱中症もしくは風邪をひき、高熱で死ぬかと思いましたが、日本人女性にポカリやおかゆをいただいたり、インド人のおばあちゃんに特製の料理を作っていただいたりで、なんとか治りました。ヨガや瞑想の先生にも心配をかけて、恥ずかしい限りです。
食事が3度提供されるのですが、すべてベジタリアンフードなのでおいしくない。。。
スケジュールもきついです。
4:45 起床
5:00 to 6:00 瞑想
6:30 to 7:45 ヨガ
8:00 朝食
9:00 to 12:00 図書館
12:00 昼食
15:15 to 16:00 講義
16:30 to 17:45 ヨガ
18:00 to 19:00 瞑想
20:00 夕食
wifiも使えないので、唯一の娯楽は読書くらいです。
wifiを使いたい場合は、街のカフェまで行く必要があり、いまぼくは、カフェでこのブログを書いています。
まだあと一週間以上ここに滞在しますが、何か一つでも掴んで、山を下りたいと思います。
ツアラトゥストラやハンス・カストルプのように。