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飲み会に行くべきか

 飲み会を断れない、何のために飲みに行くのかよくわからない。いつも飲み会に行くべきか迷い、参加後にちょっと後悔する。昨日参加した飲み会も、まさしくそうだった。

 今回は、多くの方々が悩んでいると思われるが、実はあまり意識していなかった飲み会について考えたい。

 

 そもそも飲み会とは、交流会である。

 その目的は、楽しみ、親睦を深め、情報交換するという建設的なものだ。しかし、その建設的な交流に行きたくない、つまらない、帰りたいということが非常に多い。

 つまり飲み会には、メリット・デメリットがある。

 仲間と語り、遊ぶという友情の場を損得で考えるというのは非人間的のようだが、物事を冷静に判断するには、キレイ事抜きで事象をありのままに眺める必要がある。

飲み会のメリット

  • ストレス解消
  • 親睦が深まる 

飲み会のデメリット

  • 健康に悪い(夜遅くまで続くから。食べ物やお酒をたくさん摂ってしまうから)
  • 時間・お金がかかる
  • ストレスが溜まる(嫌いな人がいるときなど)

 このメリット・デメリットを眺めて思うのは、飲み会に参加するか否かを決定する一番の要因は、「お金と時間を投資し、少々の健康を犠牲にしてまで得ることのできるリターンがあるかどうか」だろう。そのリターンがあれば、良い飲み会だった、楽しかったと感じられる。

 だが、そんなお得で楽しい飲み会などそうそうない。

 そして実はこのメリット・デメリット、どちらも代替、対処が可能だ。ストレス解消や親睦は、ランチや遊びで代替できる。また健康や時間、お金は、お酒の量を控えたり早く帰ったりすれば対処できる

 つまり、必要なことは、自分で建設的な飲み会を創ったり、つまらない飲み会には行かないという自分自身の変化だ。

 ガンジーさん曰く「世界に変化を望むのであれば、自らがその変化となれ」

具体的な行動

飲み会に参加しないという選択

 まず、飲み会は無理していく必要はない。行かないと職場やグループで気まずくなるということもあるが、その場合は、仕事で結果を残し飲み会に行かなくてもいい存在になろう(もちろん仕事ができなくたって断っていい)。

 でもやっぱり付き合いで行かなくちゃ、という方もいらっしゃる。そのときは、たとえば、忘年会や何かのお祝いごとのときだけ行くなど、回数を減らしてみることをオススメする。それだけでも負担はだいぶ減るはずだ。

 ムリに参加してつまらない顔でいるなら、最初から断ったほうがいい。つまらない顔でいれば、場が白けてしまう。そして、一度行くと約束したら必ず行こう。そういうルールを作れば、下手に約束はしないし、ドタキャンで信用を失うこともない。

自分でいい飲み会を創る

 いい飲み会とは本来の飲み会の姿、つまり、楽しみ、人と親睦を深め、情報交換する建設的な場のことだ。

 そもそもぼくたちは、飲み会が嫌いなのではなく、嫌いな人、ハラスメント的な人と一緒に飲みたくないのだ。しかしそういう人こそが、飲みたがりの仕切りたがりというのが世の常だ。

 なので、まずはそういう方は抜きにして、気心の知れた仲間で飲み会を開催する。馬鹿騒ぎせず、目標や悩みを語ることでお互いをよく知り、連帯し、時間通りに終わり、明日も頑張ろうとなれるような飲み会だ。

 そういう飲み会は、みんな参加したがる。そして、それがいつしか主流になる。人の迷惑を考えないハラスメントな人を許容しない飲み会文化が出来上がる。

 こういう飲み会こそが、「お金と時間を投資し、少々の健康を犠牲にしてまで得ることのできるリターンがある」飲み会になりうる。

 

 最後に、ここまでリターン、損得について述べてきたが、飲み会とはやはり損得になじまないものだと言いたい。

 仲間と共に酒を飲み、ダベるだけの飲み会は非生産的と言えるが、それこそが人生の楽しみのひとつだ。そもそも友情とは、損得を超えたものだ。

 自分の人生で大切にしたいものは何か。そのなかで時間とお金がかかる飲み会をどう位置づけるのか。一度、ゆっくり考えていただけると幸いだ。

 いい飲み会ができれば、仕事もはかどり、日本も世界もいい方向に変わっていく。

 そう思うと、ちょっとワクワクしませんか。